あのまま、このまま、想うママ。

日々格闘!息子(4歳)を育てるワーキングマザー

近いからこそ難しい。家族って大変だ!

びっくりしたーまじでびっくりしたー。

朝、息子を保育園へ送って行くとき、1歳くらいの子を抱っこしたご夫婦が仲良く手つないで歩いててさ。
どこから見ても間違いなく幸せファミリー。
めっちゃオーラ出てた。
超絶出てた。私たち幸せですよ〜って。

思わず近づいて、頭にオーラかけようかと思っちゃったよ。

あの夫婦は間違っても私みたいに眉間にシワ寄せてママチャリ漕がないんでしょうね。
子ども生んでもこんなに仲良いなんて・・・
キ・セ・キ

なんて考えてたら、ご夫婦、息子と同じ保育園入っていったよー。
手繋いだままだよー。
うぇーん。


結構さ、若い夫婦に限らず、街中で仲睦まじい50〜60代夫婦ってよく見かける。
手つないだり腕組んだり、側から見て『夫婦』ってより『カップル』の方がしっくりくる。
夫婦・・・じゃないのだろうか?むしろあのラブラブさで結婚30年とかだったらもう私の思考回路ショート寸前っつーか爆発レベル。


まぁね年配だからって長く連れ添ってる夫婦だとは限らないよね、と看護師の友人の話を聞いて思った。

『入院患者さんの親族の連絡先や関係を確認すると50〜60代の内縁の妻(夫)とか事実婚とかすんごく多い』

ただ『患者さんにもしものことがあったとき、優先して連絡するのは内縁の妻(夫)より実の子どもかかなー』


家族の形は多様化してきてるとはいうけれど、紙切れ1枚の『結婚』という契約の法的威力や社会的信用度はかなり高いんだろうなと。
それに法的なことだけじゃなくて個人の気持ちにも大きく影響してる。

たとえばうちの夫の場合『妻は夫を立てるもの』という思いがかなーり強い。
書類上『夫婦』にはなったけどさ、夫が思う『理想の夫婦像』を妻だから当然でしょ?つって、いきなり突きつけてくるわけ。

妻だから、家族だからって出会って数年の夫の全てを理解し受け入れられたら誰も離婚しないっつーの。

婚姻届を出したからっていきなり夫を立てる良き妻(そもそも立てるところが見つからない)になれるor演じられるほど私は器用じゃない。

家族って助け合うものでしょ
愛し合うものでしょ
素晴らしいでしょっつって、
そんな美化された家族像、サザエさんかよ。


独身の時にはそんなもの、まったくもって気にも留めなかったのに『夫婦』『家族』というだけで、ものすごく重たいものを背負ってるような、頑丈な枠の中にいるような。
ここウォール・マリアかなってくらい。

巨人は?巨人さーん⁉︎いませんかー?
この壁早く壊してくれませんかー⁉︎つって。
呼びかけるけど無反応。


単位がさ、ずーっと『家族』なんだよね。ひとりひとりって言う単位は結婚するとなくなるみたいです。

たかが紙切れ、されど紙切れ。

あれ、私のやりたいことなんだったかなーつって。ウォール・マリアの中で迷子。


バレーのワールドカップを見て、当然のように日本を応援するわけなんだけれど
「どうして日本を応援するの?」
と息子からの純粋な質問。

私「日本人だからだよ」
息子「どうして?日本人だと日本をおうえんするの?セルビア負けそうだから、オレはセルビアをおうえんするよ」

あぁ‼︎
この枠に囚われない自由さ‼︎
おねがいだから、その自由さのまま成長してください・・・